アロマテラピーが提唱されたのは1937年、フランスでのこと。
それよりもずっと前に東洋では「香十徳」(かおりじゅっとく)の中で香りの効能について伝承されています。

「香十徳」は北宋の詩人、”黄庭堅”の漢詩です。黄庭堅は1045~1105年、つまり11世紀の漢人です。そして「一休さん」で知られる一休宗純(一休禅師)によって香十徳は日本に広められました。日本に広まったのは1400年代、15世紀のことです。


「香十徳」の大まかな内容は左記のとおりです。

香りによって得られる効能は、心身を穏やかに、清らかに、和やかにします。

香十徳と風水は、心地よく暮らす上で相乗効果の高い組合せなのです。